値上げの詳細は、医療分を3万円、後期分を2万円、介護部を1万円引き上げ、合計87万円にするものです。
武蔵野市では、世帯所得が700万円を超えると、限度額に達し、今までも限度額いっぱいの国保税の対象となっていました。
世帯所得、700万円は決して、お金持ちではありません。
世帯人数等により、限度額に達しない世帯もあるとのことですが、値上げになることは間違いありません。
値上げの理由は、国保に加入する人が減っていること。加入している人が高齢者が多いため、保険税の額は低いが、医療費はかかる。平成30年度には、国保事業が東京都に一本化されるので、東京全体の国保税を同額にしたいためです。
今回の提案は、国民健康保険運営協議会に提案され、まだ決定されたわけではありませんが、12月議会には、値上げ案が出てくることは想定されます。
国保財政の問題は国が、国保に対する支出を大幅に削減したことで、生じました。
東京都も、東京全体で国保事業を行うことで、負担が軽減されると説明してきました。
しかし、そうではなかったことが、今回の値上げ提案で、はっきりしました。
12月議会の、大きな議題となるでしょう。
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