基調講演は、核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)国際運営委員の川崎 哲氏です。
川崎氏は講演の冒頭、戦争について言及。
その後、ノーベル平和賞受賞の意義と、ノルウェーでの授賞式や町の様子などが紹介されました。
授賞式は、核廃絶を求める日本の市民の熱気があふれ、原爆への関心の高さがわかる。
今、日本の報道は、北朝鮮の脅威を訴える内容が多いが、軍拡では解決しないと話されました。
次に、核兵器禁止条約が採択されたことにふれ、条約の中身について説明がありました。
前文に、「いかなる核の使用も国際人道法に違反し・・・」とあること。
今後の課題として、批准の促進。条約が採択されたことを知らせる広報、教育の大事さ。核開発などに関わっている企業・金融機関への働きかけなど5点をあげていました。
有意義な研修会に参加でき、本当に良かったです。
私は、「核兵器禁止条約の採択及び、核兵器廃絶の運動をしているICANがノーベル平和賞を受賞する国際的な動きの中で、日本非核宣言自治体の研修会が武蔵野市で開催されたことを嬉しく思います。」と会場市の議長として参加された皆様に挨拶しました。
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